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住まいも「クオリアでいこう!」

2018.06.04
建築

「モノ」と「コト」、「ウチ」と「ソト」、「ハレ」と「ケ」。住まいを紐解くキーワードですが、このように正反対のことばをならべていくと、いままでわからなかった事がわかったり気付いたりしてくるものです。

「モノ」と「コト」
モノは形をもった素材そのもであり、実際に手で触れることのできる物質です。
対して、コトは「その住まいで営まれる暮らし」とでもいいましょうか、生きること、生活すること、楽しむこと・・・。モノはたったひとつですが、コトは私たち人間の精神活動ですからほんとうに無数にあります。
例えば音符とメロディーの関係もおなじ。音符はそれじたいただの記号ですが、そこから生まれてくるメロディーなんて想像もできませんよね。

「ウチ」と「ソト」
外を意識しない室内なんてありえない。窓から見える風景がきれいか汚いかで、暮らしはかわります。窓の外に緑を。夏の暑い日は湿気をやわらげる風の通り道に。外が内をデザインするといってもいいくらいです。

「ハレ」と「ケ」
日常と非日常といってもいいのですが、ありきたりの日常が特別な日になるくらい、リゾートになるような家をつくりたいものです。でもそれは砂浜にサーフィンといったありきたりのステレオタイプでなく、暮らすことが楽しい仕掛けの器としての住まいが理想。

このように対立することばは、それぞれが重要なのではなく2者の関係が重要なのです。
AとBの間にあるもの。言葉にできないじれったいものですが、脳科学者の茂木健一郎さんは「クオリア」と呼んでいます(・・・だろうと理解しています)。精神と物質のあいだをとりもつもの。感覚の質感。
先日ユーミンのベストアルバムの記事をよんでいたら、さすがはユーミン様、すごいことを言っていました。たしか・・・わたしはずっとクオリアを表現してきた(・・・だったと思います)。音楽そのもではなくて、音楽のむこうにある質感を表現してきた!と思わず膝を叩いてしまいました。だからユーミンの歌を誰もが自分のことのように感じてしまう。音楽としての完成度より、情景の匂いだとか空気感とかが大切なのです。

そういえば、評論家の内田樹氏が村上春樹さんの文章に流れるある種の「倍音」のことを共通感覚のようにいってましたね。とても興味深い問題ですが、また機会があれば、もっと深く考えてみたいと思います。

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