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これはスタッフ紹介のH1です

エクステリア

古賀 千夏koga chinatsu

外構の仕事ではどういうことをしていますか?

建物を建てる前の造成計画や、植栽・造園工事を含む、外回りのプランニングをしています。

どういう思いでやっているのか、話してください。他の会社でできないサービスの提供について話してください。

日本ハウジングが行なっている建物と外構の同時設計は、家の設計と外構の設計が一緒にできる、つまりトータルコーディネイトできるということです。設計士が考えたものにプラスアルファでアプローチや植栽を配置し、同じ素材を使うことで、違和感のない庭造りが出来ます。

プランを考える時に一番大切にしているのは建物の邪魔をしないということです。主張しすぎない。建物と一体化する庭造りを目指しています。あくまで引き立て役。さりげなさ、とか昔からこうだった、というような庭を演出したいと思っています。きらびやかではないし、見た感じ普通。でも家を引き立てていて、庭が名サポーターと言われるようになりたい。

また暮らしにおいても庭は作ったら作りっぱなしではなく、何か仕掛けをしないと庭に出るような暮らし方にはならないと思うのです。子供がいるところは実のなる樹木を植えて、小さい頃から自然と外遊びをするような仕掛けを作る。庭に出ようと思わせるのがとても大切です。

一般的に言って庭というと手入れが大変というイメージがありますが、実際お客様にはどのように説明していますか?

主に雑木といわれるような樹木を選んでいます、樹木の種類・樹形・成長度合いから説明し、樹木を選ぶときは華奢な感じの枝ぶりや、急成長しないもの、自然を生かした樹形のものを選び、毎年剪定を行うというよりは、自然な樹形を楽しんでもらうものを選んでいます。

また、お客様も住んで2〜3年たつと庭にも慣れてきます。慣れた頃に剪定やお手入れが始まるというような説明をし、「樹木=管理が大変」という不安を出来るだけ取り除くようにしています。

建物と外構の同時設計をすると工事の面ではどのようなメリットがありますか?

外構工事に関わる、設備・電気工事は、外構業者ともうまく連携が取れているので、工程はスムーズです。建物を設計している段階で、外構のプランニングも行っているので、排管経路、外部照明の工事など、二度手間はありません。

外構のみ施工するお客様に関しても、大工、電気、設備、解体の職人さんが協力してくれるのでプランニングの幅も広がります。

樹木を仕入れるのにはどんなこだわりがありますか。

「庭を造る」という仕事の中でどのような樹木を選び、どのように植栽するかは、とても重要だと考えていますし、一番好きな瞬間です。

植栽材料は阿蘇に仕入れに行きます。イメージ通りの物を自分の目で探し、仕入れるようにしているので、思っていた通りの樹形のものを探し当てた時は本当に嬉しいですし、植栽工事を行うときはとてもワクワクします。

少数派な考え方かもしれませんが、私は、家は素っ裸の体、樹木はその洋服やアクセサリーのようなものだと考えています。

洋服やアクセサーと同様に、重要なのは「コンセプトとトータルコーディネート」プラスアルファで「らしさ」だと考えていて、仕入れに行く際は、毎回「らしさ」とは何か・・・と自問自答しながら山を歩いています。

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