ハンモックの歴史
- 2019.09.29
- インテリア
今回はハンモックについてご紹介します。
ブログでも何度か登場していると思いますが、インテリアショップtsu-naguで取り扱っているハンモックはドイツにあるメーカー「LA SIESTA(ラ・シエスタ)」というお店から輸入しています。
ところで、ハンモックは元々中南米のもので、コロンブスがアメリカ大陸に上陸した5日後の1492年10月17日、「人間が木の間のネットで寝ている」事に驚き記録しています。
そして彼はハンモックをヨーロッパへと持ち帰りました。
そのハンモックは船の上でその存在価値を発揮し、とても評価されたようです。
というのも、それまで水夫たちは不衛生で濡れた硬い床で寝ていました。
比べてハンモックは船の揺れに合わせリラックスして眠りに付くことができたのです。
重宝された理由はそれだけに留まりません。
ハンモックはコンパクトに畳めるため場所を取りませんし、誰でも簡単に設置できるのがとてもフレキシブルでどこでも使用することができます。
そして今ではデザインやカラーが豊富になり、アウトドアのみならず、カフェや住宅にインテリアとして取り入れていることが増えてきました。
ショップで取り扱っているハンモックは2タイプ。
寝転んでくつろぐタイプと座ってくつろぐタイプです。
寝転ぶタイプが主流だと思いますが、今では座るタイプも人気を博しており、設置するスペースが最小限になるため、住宅に設置する例も少なくありません。
座ってくつろぐタイプは「ハンモックチェア」と呼ばれます。
「ハンモックチェア」の起源は証明することはできませんが、数世紀前に椅子のべリエーションとして開発されたようです。
ヨーロッパの移民たちが寝ている時だけではなく、座っているときにもリラックスしたい、とハンモックから着想を得たのかもしませんね。
今回はハンモックの歴史について触れましたがいかがでしたでしょうか?
普段知ることのない話を聞くと、モノに対する意識も変わっていきそうですよね。
今私たちが目にしているもの、手にしているものは、このような歴史があってこそ。
ぜひ、ハンモックを手に取って体感してみてください。
当時の人々の気持ちがわかるかも…!?
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