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≪ 春夏秋冬 作庭ばなし 2021 師走の頃  ≫

  • 2022.01.02
  • エクステリア

    ≪ 春夏秋冬 作庭ばなし 2021 師走の頃  ≫

 

          今回のコガブログは「紅葉」のはなしです

 

今年はいつになく大分市内での紅葉がとても綺麗だと感じています。皆様のお宅の紅葉はいかがでしたか?

弊社のモデルハウス周辺のモミジやドウダンツツジはとても綺麗に紅葉してくれました。

 

自宅のリビングからモミジの紅葉を楽しむ事が出来るのは四季を感じ時の移ろいに風情を感じますよね。

では何故「癒し」だと感じるのか少し調べてみました。

 

昔から日本人は、花鳥風月に関したことに、心を引かれて来ました。とくに、時の流れに敏感で、その中でも季節、

年月の移ろい、日々や時間のさかいめに、また、あいまいなことに、風情と余韻を感じてきたようです。

この「あいまいなこと」とは、実は庭造りにおいてもとても重要な事なんです

 

あいまいな空間

あいまいな境目

あいまいな目隠し

など、きっちり区切るのではなく、なーーんとなくあいまいにしておく事で空間が広く見えたり、

視覚的に優しい庭に見えたり感じるものです。

これは日本特有な文化や価値観だと思います。

 

他にも癒される言葉として

 こもれび・そよかぜ・ゆうばえ・さざなみ・せせらぎ・あさぎり・ゆうぐれ

など特に四文字からなる言葉に風情と余韻を感しるようです

 

この四文字における「癒し・憩い」の医学的な考察という物があるようです

 

 ①生理的な呼吸の瞬間に適合している。

 

こもれび(木漏れ日)、そよかぜ(そよ風)、ゆうばえ(夕映え)、さざなみ(さざ波)、あまだれ(雨だれ)、せせらぎ、こがらし、さみだれなどの言葉は、いずれも四つの文字から成りたっています。これは人が呼吸時に、息を吸って吐く時間に最も適しているためと考えられます。

すなわち、四文字を発声するリズムが、生理的に安定しているためと思われます。

 

 ②一文字の濁音を持っていて余韻を与える。

これらの言葉は、濁音を一つもっています。濁音のほうが余韻を感じるためではないでしょうか?。 たとえば西洋の鐘は清音でカーン、カーンと鳴ります。一方、東洋の鐘(梵鐘)はゴーン~、と全身にしみわたります。濁音のほうが五感に感じ、余韻をもって響き渡ります。また 和太鼓のほうが西洋の太鼓に比べて、低い音で余韻とともに五感に響きます。こもれび(木漏れ日)、そよかぜ(そよ風)、ゆうばえ(夕映え)、さざなみ(さざ波)、などが、濁音を一文字もっているので、余韻があり風情を感じるのではないでしょうか?

 

 ③自然現象で季節の変わり目、朝夕など時間の移ろいを表している。

これらの言葉には、移り変わりやすい時間の流れを感じさせます。また、はかなさ、かよわさ、淡いものやつつしみ深さ、よろこびなどを感じさせます。「こがらし」や「さみだれ」は1年の間での季節の移り変わりを、「あけぼの、あさぎり、ゆうばえ、ゆうなぎ」などは、1日での明暗の時間が流れゆくさまを示しています。

 

 ④淡く、かすかで、ひかえめな言葉が多い。

「そよかぜ、さざなみ、こもれび」などは、かすかで淡く、ひかえめであいまいなものです。そこには余情を共感するという、わが国に特有な文化が息づき、その余韻は脈々と流れているように感じられます。

 

なるほどなぁ・・・と納得。日本特有の四文字(一文字濁点)の

「魔法の癒し言葉」これからもずっと受け継いで行きたいものですね。

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