視線の先
- 2021.12.07
- 建築
府内町家の設計にはいくつかルールが有りますが
その中でも視線についてはとても重要な要素になります。
視線をどこに抜くかその視線の先には何が有るのか。
どこを向いて何を見て暮らすのか。
毎日の暮らしの中で見えるものが決まるわけですからとても重要ですよね。
それだけではなく視線の抜き方次第で空間を広く感じることが出来ます。
広くなるわけではないですが同じ広さであれば広く感じる方が気持ちいいですよね。
メインの景色はどこをどう見るかで建物の形状や向きが決まります。
そして、細かな視線の抜き方で心地良さが決まります。
例えば視線の先が壁よりも視線の先に窓が有って外の植栽が見えた方が
広くも感じるし心地いいですよね。
心地よい暮らしをする為には心地よい視線を造る事も大事かもしれませんね。
categoryカテゴリー
archiveアーカイブ
recent posts最新記事
-
- 2024.03.17
- 建築
府内町家の家づくり(後編)
-
- 2024.03.13
- カフェ
世界の紅茶
-
- 2024.03.09
- インテリア
ハンモックのある暮らし
-
- 2024.03.05
- 建築
地域柄を生かした建築
-
- 2024.03.01
- カフェ
花粉とお別れ