大分県産材で上棟
- 2021.11.10
- 建築
秋が訪れ、急に寒くなってきましたね。
10月某日、大分市内でまた1棟、府内町家が上棟されました。
工事を行うにはとても気持ちいい季節。
この日は抜けるような青空で上棟作業を行う大工さん達も心地よさそうに見えました。
巷ではウッドショックにより木材の調達が難しい状況となっています。
その中で、大分県産の木材を地元の家に変わらず使い続けられるという安心と地元の協力企業様のおかげというありがたさを同時に感じています。
写真でわかるように、柱には1本いっぽん「大分方式乾燥材」と刻印が打たれています。
「大分方式乾燥材は、高温乾燥機の使用を必要最低限にとどめ、自然の力を活用しながらゆっくりと乾燥するため、内部割れがほとんどなく、天然乾燥材に近い木材本来の色と香りを残した乾燥材です。 大分方式乾燥材は、3ヶ月から半年間、自然の力を存分に活用した天然乾燥を行うことで、生産工程における二酸化炭素の発生が削減できます」(木繋会きづかいHP抜粋)
地元で建てる家を地元の木材を使って建てたい。大分県で育った木材を優れた大分県産材として使う。そんなごく当たり前の事を私たちはこれからも変わらず続けていきたいと願います。
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