腕と肘、古民家リノベ
- 2019.05.24
- 建築
大分市内で進捗している古民家のリノベーション工事。
屋根を支える軒下の力持ち。
水平に伸びた「腕木」を 下の「肘木」がサポートします。
肘木は、曲線的な加工をしており、古民家ならではの組み立て方ですね。
これらの部位、やはり長年にわたり瓦屋根を支え続けてきただけあって、老朽化もしております。
そこでキラリと光る職人技。
手前の肘木は、当時からのもの。
奥に見える、白い肘木は今回の工事で作り直したもの。
当時の大工の作品と、現代の大工の作品が並んでいます。
温故知新といいますか。好きな風景です。 古民家ならではですね。
昔から変わらないものは変わらないですし、改めるところは改めて今の技術を持てあますことなく工事に注ぎます。
まだまだ工事は続きます。
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