心地よさのスケール
- 2016.08.20
- 建築
心地よさのスケールというものがあれば、きっとそれは「これくらい」の大きさなのだと思います。
「これくらい」には法則があるわけでなく、ルールがあるわけでなく約束があるわけでもありません。
むしろ逆の「解決しなければならない問題」があり、
いろんな問題を解決していく過程で「これくらい」の気持ちよさが現れてくる気がします。
このスケッチは、はじめてこの土地を見てこうなればいいなあと考えたプランです。
実際に出来上がった空間がこれ。
細かいことはさておき、ほぼイメージ通りに仕上がった気がします。
風景に開かれるべき場所に窓、明るい場所にダイニングテーブル。
リビングは映画鑑賞のために少し薄暗く、ウッドデッキはリビングの延長などなど・・・。
しかしなによりも大切にしたいことはこの比率。
「これくらい」の心地よいスケール感が建物に美しさと気持ちよさを与えています。
必要以上の大きさは人と人の距離が長くなりすぎてちょっと冷たい感じになってしまいます。
何はともあれファーストインプレッション。
最初の感覚がいちばん当たっているものですよ。
大分の木造住宅
府内町家もご覧ください。
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