お庭のリフォーム
- 2016.01.04
- エクステリア
12月も半ばを過ぎた頃から、グッと冷え込む日が多くなってきましたね。
これは、年末にかけて行われた、春夏秋冬のお庭リフォーム工事の様子です。
既存の前庭の、駐車スペースの確保と、全体的な整理をかねて、
使い勝手良く、見栄え良く作り変えたいというご依頼でした。
昔からある立派なお家と、今回建て替えをされた新しいお家とが相並んでいるこの敷地。
そのどちらともを引き立てる、どちらともに馴染むデザインにしたいなと思い設計しました。
そして、お施主様はお庭の樹々や土いじりもお好きな方なので、
それも今後楽しみやすいようにという思いも込めました。
擁壁の一部をカットし、車をもう一台分多く停められるように。
その部分を含め、古いコンクリートと砕石敷きになっていた駐車スペースは、
新規にコンクリートの洗い出しで仕上げました。
この仕上げかたは、土や植物、そして和洋問わずの雰囲気によく馴染みます。
入り口の両脇に植えたコナラとヤマボウシが、来訪者を迎えます。
こちらが、新規にもう一台、駐車スペースを確保した部分。
既存の植栽を整理し、新しい樹々を植え、緑の中に車が停まるようにしたいと思いました。
もともとあった樹々や建物に、とてもよく馴染んでいます。
洗い出しの園路は、裏の勝手口まで続きます。
ここは、毎日のワンチャンのお散歩への動線。
かねてよりご希望だったキンモクセイや、
もともと大切にしていたバラなどを横目に、お散歩に出かけます。
外壁と同じタイルで仕上げた門柱の足元と、
バラやキンモクセイの足元が、お施主様が四季の園芸を楽しむ場所。
ここは毎年お施主様の手で、風景が作られていくことでしょう。
毎日の生活のストレスを減らし、楽しみや潤いに変える。
お庭をリフォームすることで、そんな役割を持てたらなと思います。
お施主様のこれからの生活が、ますます素敵になるよう、願います。
大分と建築が好きな外構屋
大分の庭づくり「春夏秋冬」もご覧ください。