古き良き中世の街並みを残すバルト３国。

バルト３国とは、フィンランドの南、バルト海沿岸の「エストニア」「ラトビア」「リトアニア」

の３国の総称です。

３国とも、首都の旧市街区が世界遺産に登録されていて、歴史的価値の高い地域です。

また、手つかずの自然も多く残されている、美しい国々です。

なかでもリトアニアは、知っている方も多いかと思いますが、

「日本のシンドラー」とも呼ばれている杉原　千畝外交官が、

第二次世界大戦中に、本国の意に反しユダヤ人を助けるために

「命のビザ」と言われる日本国の通過ビザを発給した国です。

この本に関して言えば、

美しい街並み、素晴らしい文化を網羅した内容ですが、

あわせて、３国の歴史にも思いを馳せながら読むと、

また違った感想を持つことが出来そうです。

ハワイやフランス等よりは目立ってはいないかもしれませんが、

どんな国なんだろう？と思いを馳せながら、コーヒーをお供に、

ゆったりと想像をめぐらせてみて下さい。

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