古民家リノベーションの地鎮祭
- 2014.09.04
- 建築
古民家リノベーションの地鎮祭が行われました。
クライアントのY様が小屋裏の梁を確認したところ、「大正13年上棟」の文字が書かれていました。
なんと今から90年前の大正時代の建物であったことが判明。
連続テレビ小説「花子とアン」の時代です。
関東大震災の翌年ですね。
大正期は明治時代と同じくすばらしい建築物が現存しています。
江戸時代から受け継がれてきた職人さんの技術と西洋建築の融合で、
日本のあの時代・時期に独特な文化が花開いたのでしょう
(残念なのは昭和に入ってからの戦争で何もかもご破算になってしまいましたが)。
90年間支えてきた柱や梁、当時の棟梁に敬意を表しながら、
次の100年も家として立派に住み繋がれていってほしい、
そう思いながら工事の安全を祈願いたしました。
大分の木造住宅
府内町家もご覧ください。
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