大分のアート散歩
- 2014.08.11
- 建築
大分に住んでいてよかったなあと思うときがあります。
平安時代に仏教文化が栄えた国東半島。
その中央部にある「富貴寺」は建築家の注目をあつめるすばらしい木造建築です。
宝形造りのカーブを描いた屋根、どの角度から見ても美しいたたずまい。
まさに、美がそこにあります。
こちらは大分市にある「サリーガーデン」シフォンケーキのおいしいお店なのですが、
ここは染織家の望月通陽(もちづき みちあき)さんのミュージアムが併設された
アート感覚あふれる空間なのです。
池澤夏樹さん、小川洋子さんなどの装丁を手がけている方で、
どうしてこんなすごい人のミュージアムが大分にあるんだろうと驚いてしまいました。
建築はすぐれた現代建築。そこに望月さんの描いたシンボルが溶け込んでいます。
古きもの、あたらしいもの。
車をすこし走らせれば、気軽に出会うことができる、
ほんとうの意味での文化がすぐそこにあるのが大分県だったのですね。
デザインされた気持ちよさ
府内町家もご覧ください。
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