ピクチャー・ウィンドウ
- 2016.11.25
- 建築
住まいの魅力を数段引き上げる工夫をひとつご紹介します。
それは「風景を上手に取り入れる」こと。
風景を取り入れる方法は窓の活用です。
この写真、奥の窓には美しい木々の風景が写っていますが、
じつはほんのちょっとの右側にはお隣さんの家の壁があるのです。
こういうところに気を配って設計すると、
住宅地なのに、まるで田園の中の家みたいな効果が生まれます。
窓の位置はできるだけ計算して配置したいです。
この写真は廊下の突き当りです。
突き当りに窓を置くと開放感が生まれ、気持ちいい廊下になります。
たかが廊下、されど廊下。
通路という意味だけでなく、
空間に広がりを持たせるという意味の廊下なら積極的に取り入れたいですね。
植栽計画は窓の位置から考えましょう。
住宅地でも町中でも設計上の工夫で家は変わります。
こんな風景の土地に住んでみたいですよね。
誰もがうらやむ風景の中の暮らしは、意外と技術的に解決できたりするものなのです。
大分の木造住宅
府内町家もご覧ください。
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