意外な住宅
- 2016.10.08
- 建築
一見して住宅 と思われないかもしれません。
なぜなら、家づくりで大切なことは暮らしを楽にする装置でなく、
暮らしを価値あるものにする器でありたいと思うからです。
日常のよくある動作、たとえば階段を登るときとか、ふと窓際へ視線を移すときとか。
そんなときにハッとする美的な「しかけ」がほしいなと思います。
日常とは「ハレとケ」でいうところの「ケ」の状態。
「ケ」が長く続くと「ケガレ」になります。
だからすこしでも日常に「ハレ」をとりいれたい。
それがちょっとした「しかけ」なのです。
吹き抜けのむこうに見える風景。
珪藻土の壁と壁が交差するデザイン。
意外な視点の意外な発見。
僕らの住む住宅にはまだまだ美的な「しかけ」が必要だと思います。
退屈な日常が素敵な「ハレ」の場になる工夫。
デザインのちからはまだまだこんなものじゃありません。
大分の木造住宅
府内町家もご覧ください。
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