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大分で建てる理想の注文住宅はハウスメーカーの日本ハウジング│平屋・新築一戸建てが人気の工務店

いつの間にか染みついている感覚

  • 2016.01.21
  • 建築

写真1_R

最近、Book Cafe くらぼにて借りて読んでいる本です。

永田昌民さん、中村好文さん。

どちらもとても有名な方で、個人的にも大好きな建築家さんです。

 

身の丈に合った暮らし方。

普段着のすまい。

 

お二人とも根底に共通の価値観が流れており、

その価値観がとても心地よく、個人的にはとても共感できるものです。

自分の暮らし方や住まいも、こうありたいと触れる度に思います。

 

そして、その根底に流れるものが同じなのが、府内町家だと思っています。

私たちは年間十数棟の家づくりに携わり、それぞれの過程の中に、日々を過ごしています。

ともすれば当たり前だと思ってしまいますが、

府内町家の家がカタチとして姿を現すまでには、

それこそキセキのようなストーリーが織り成されています。

 

お施主様と出会い、言葉を交わし、価値観を確認し合い、

それがデザインとして浮き上がってくる。

その価値観が一致・共感しないと、実際にはカタチとして姿を現さないわけで…。

そのプロセスの中で、私たちは府内町家の持つ価値観を伝えるために、

共感してもらうために、ごく自然にそのことを発信していることに気づきます。

 

メンバーそれぞれの言葉で。

メンバーそれぞれのやり方で。

決して仕事だからということではなく、ごく自然に。

それは、色々な人と話した時や、自分の住まいを考えたときに、気づきます。

写真2_R

小さい=狭い じゃない。

シンプル=足りない じゃない。

暗い=不便 じゃない。

手間=無駄な時間 じゃない。 etc… etc…

 

余分なものを削ぎ落とし、

そこから見えてくる本当に必要なものをシンプルにカタチにしていく。

そうして生み出されたすまいで営まれる暮らしは、当たり前のように心地良い。

 

決して今はまだ、マジョリティーではない感覚や価値観。

府内町家の家づくりを通して、

いつの間にかそれが当たり前だと思えるまでに、染みついているんだなと気づいた、

今日この頃でした。

写真3_R

自分が設計したお家の小さなロフトに登り、物思いに耽る設計の佐藤…。

今日のご飯は何かな… なんて考えているんでしょうかね。

 

大分の木造住宅

府内町家もご覧ください。

 

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