木造駅舎
- 2022.07.06
- 建築
もうしばらく経ってしまいましたが…。
工事の現地調査を行った時に立ち寄って撮った写真。
ここは東別府駅の駅舎。
桜の季節ということもあり駅舎をバックに撮ってみました。
それにしても改めて眺めるとこの木造駅舎、いい雰囲気を醸し出しています。
ウィキペディアによると、駅本屋は1911年(明治44年)開業当時のものだそうです。
ということはすでに築110年!
2003年(平成15年)には 駅舎が別府市の有形文化財に指定され、翌年老朽化の為の修復工事を行っているそうです。
最近では住宅以外でも木造の建物は見直されており、公共の建物への普及は国の課題として取り組まれていますが、当時の建物がこのように残っているのは珍しいのではないでしょうか。
東別府駅は利用客の減少により一時無人化になってしまったようですが、 別府市がJR退職者団体「別府鉄道OB友の会」に駅業務を委託を行い、何とか無人化を免れたようです。
ノスタルジックな気持ちだけでこの木造駅舎を残すわけにはいけないのでしょうが、せめて多くの人達の記憶の中に留めておくことは出来ないだろうかと思います。
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