隈研吾から大正時代の旧家へ
- 2015.10.07
- 建築
福岡県は太宰府の「太宰府天満宮」へ行ってきました。
太宰府と言えば学問の神様、菅原道真公をお祀りしている神社ですが、
じつはスターバックスコーヒーも有名なのです。
なんで有名なのかというと建築家隈研吾氏の設計によるショップなんですね。
ファサードの組木がそのまま店内を通過し奥まで続いています。
奥のガラスの向こうには梅の木が見えます。
チューブ状の店内を「外」から入ってきた組木が通過し、奥の梅の木まで達している。
この連続性の構造が建築の物語になっています。
せっかく福岡まで来たのだから、足を延ばして飯塚市の「旧伊藤伝衛門邸」に行ってきました。
朝ドラ「花子とアン」の白蓮さんの嫁ぎ先とのこと。
大正時代の建築意匠がすばらしい形で現存しています。
風景の切り取り方、明かりの演出、移動する視点の気持ちよさ・・・。
規模の大きさに気を奪われがちですが、よく見ると繊細な意匠の積み重ねなんですね。
大分の木造住宅
府内町家もご覧ください。
categoryカテゴリー
archiveアーカイブ
recent posts最新記事
-
- 2024.12.11
- 建築
軒の役割
-
- 2024.11.29
- インテリア
暖簾
-
- 2024.11.23
- エクステリア
カボスの木
-
- 2024.11.11
- 建築
お客様の暮らしを考えて
-
- 2024.10.29
- インテリア
旅館みたい