大分市生まれ。国立音楽大学音楽科声楽専攻を首席で卒業、イタリアへ渡る。同年、フィレンツェ国立歌劇場の声楽国際オーディションに最年少で第1位合格(劇場では唯一の東洋人)。2006年、日本人として初めてフィレンツェ歌劇場と終身契約を結ぶ。オペラ「運命の力」でズービン・メータと共演。その深く、厚く、柔らかいベルカント唱法は「まれに見る声とテクニック」と定評がある。これまでにシュターン、バッソ、マジェーラ、アバド、ムーティ、メータほかの指揮者たちと共演。現在、フィレンツェ歌劇場専属歌手。フィレンツェ市在住。