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家族が一体になる家

大分県の中でも年間の気温差が激しい地域、ここにK様邸が建って半年がたちました。

山林に囲まれ、近くには古い神社跡と桜の木がある静かな集落です。 木造平屋建てのお住まいは周囲の景観にも溶け込んで、凛としたたたずまいを見せていました。 奥様の感想の第一声が「台所が使いやすい」の一言。 「生活しやすい、台所が使いやすいですね。図面では分かりにくかったんですが、家事をこなしやすいんです」 リビングに向いた段差のあるオープンキッチンで、お子様と料理ができるのがとても楽しいようです。 キッチンを一段低くしたことでダイニングテーブルと同じ高さになりました。ここでみんなと一緒に料理ができるのだそうです。中学生の息子さんもこのキッチンでお弁当を作るのだとか。 「私の具合が悪いときに、主人と子供がコロッケとヒレカツを作ったんですよ」と。もう、感激ですね。 それにしてもご主人様、いきなり揚げ物に挑戦とは恐れ入りました。 卵を割ったり衣をつけたりするのは、お子様たちが日常の食事を手伝っているからできたのですね。
  • ・ 使いやすいから家族も手伝いたくなるキッチン。

K様邸にはペレットストーブがあります。

このペレットストーブは通常の温風だけでなく薪ストーブと同じ輻射熱です。冬の朝でも室内に熱が残っていて暖かいとのこと。焼き芋もしたそうですよ。 以前の借家では厳しい冬が嫌だったのですが、「寒さに構えなくてよくなった」そうです。 収納がもう少しあればと思うこともあるそうです。「でも、その分荷物を整理しなきゃってなるんですけどね」 ウッドデッキの向こう側でお子様たちが元気に遊んでいます。 「子供たちが本当に喜んでいるんですよ。家が好きって。早く帰りたいみたい」 いい意味でプライベートがなくなったそうです。どこにいても家族の気配がわかるのだとか。だから家族で協力して家事や料理ができるんですよね。 「本当に一日が早いんです。休みの日は居心地の良さが堪能できてうれしいです。前の家はとにかく外に出たいと(笑)」 インタビューの最中もお子様たちが元気に駆けまわったりして本当に楽しそうなK様でした。 リビングを中心にすべての部屋へ行けるようになっています。だから声がよく聞こえて、より身近なコミュニケーションができるんですね。 ご家族の一体感がとても素敵なK様でした。
  • ・ 見た目も使い勝手も優れたダイニング。

・ 炎を見ながら暖まれるペレットストーブのあるリビング。



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