家は居心地がいいほうが、いい。
そしてできれば、気持ちがいい場所がいくつもあるといいなと思います。
窓辺、風がぬける場所、眺めがいい場所・・・。
設計をする段階ではああでもない、こうでもないといろんな想像や妄想をしながら、
なかば楽しみながらプランを考えていきます。
ここに座って景色が眺められたらいいなあとか、静かに本を読むのはここだろうかとか・・・。
そうしてまた、府内町家的気持ちのいい家が完成しました。
南は閉じて北に開いた土地ですが、
いつもの工夫とデザインでどこよりも明るく気持ちがいい家になりました。
北からの風がリネンのカーテンをゆらします。
1階と2階をつなぐ吹抜けは家全体をあたためると同時に家族の気配を感じる空間です。
大分の木造住宅
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