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されども解体

  • 2016.07.27
  • 建築

先日、熊本県益城町へ出向きました。

多くの家は、未だ倒壊したまま残っており、震災の凄まじさを物語っています。

 

震災は持ち回り。

住宅を生業としている我々はこれに向き合い、現在も設計にも盛り込んでいます。

 

現地では何十年と建ちつづけていた古民家も1階の柱が座屈し、2階に押しつぶされている家を多く見ることができました。

1階の壁の量が足りないのですね。

もっと言うと、2階及び瓦屋根を持ちこたえるだけの耐力が1階にないということでしょう。

 

現在進行中の築100年近い古民家のリノベーション。

P6021900_R

1階部は柱を加え、さらにそれらを面で繋ぐことで、1階の耐力を高めることにしました。

このほかにも、耐震ダンパーなど、昔からの耐震に対する考えにも目を見張りつつ、高度な工事を行っています。

IMG_20160715_175711_R

温故知新とはよく言うものの、すべてを鵜呑みにはせず疑ってかかるのも、技術者のあるべき姿勢だと思います。

 

今あるモノを活かす

府内町家リノベーションもご覧ください。

 

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